IHI運搬機械株式会社

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転職者インタビュー

運搬機械事業 サービスエンジニア

クレーンの安定稼働のためにその頭脳をしっかりチェックする

未経験入社から3年、現場の管理へ

陸上自衛隊に2年間在籍し、任期を終える頃に民間の企業に就職しようと自衛隊主催の合同企業説明会に参加しました。機械設備にかかわりたい、現場の仕事がいいと思っていたので、IHI運搬機械の保守・メンテナンス業務はまさに条件に合っていました。電気系と機械系のうち、私は電気系の保守・点検を担当することになりましたが、クレーンはもちろん制御盤の知識もありません。入社して半年間の研修を受け、上長や先輩に付いて仕事を覚えました。3年ほどで独り立ちし、いまでは現地の作業員を管理する立場になっています。

技術力=信頼、改善提案が認められる

私は、クレーンの頭脳とも言われる制御盤という、各種電気機器を納める箱や電動機・位置検出器・配線等を主に点検しています。クレーンの種類は豊富で、今では作られていない古い機種もあります。制御盤等の電気品は、作って終わりではなく、経年劣化しますので、定期的なメンテナンスが必要です。点検後、必要があれば「更新」と「改善」を行います。更新は、インバータ制御の部品を交換すること。改善は、最新の制御盤に取り替えることです。中には20年以上前の制御盤がいまでも使用されているケースがあります。使用している部品が製造中止であったりすると、故障発生時に復旧できない場合が有り、早急な改善が必要です。そうしたことからお客様に改善提案を申し入れ、お客様に受け入れられ、取り替えた制御盤が問題なく稼働した時はうれしいものです。

社会インフラを支えるクレーンのメンテナンス

港湾や工場、発電所など、クレーンはあらゆるところで使用されます。現場は国内に留まらず海外もあり、私は香港の発電所に行ったことがあります。

メンテナンスは、設計・製造と違って目立たない存在かもしれませんが、お客様にとってはなくてならないものです。東日本大震災の後に、発電所のクレーンの復旧工事で4か月間かかりっきりで作業しました。この時は大変でしたが、自分が整備したクレーンが動いているのを見て、社会に役立っている、インフラを支えているんだという意識を強く感じました。現場の仕事はやはり手応えがありますし、大きな達成感を感じられます。

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