モビリティハブ駐車場
駐車スペースから
社会インフラへ。
社会課題・クルマ・街づくりの変化をとらえた
新しい時代の駐車場のあり方を定義し、
研究開発により駐車場の技術革新をすすめています。
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MAKE THE
FUTURE
FROM PARKING
モビリティの進化にあわせ、そのときどき、
場所場所でモビリティと人、
街をつなぐスペース、Mobility HUB。
IHI運搬機械は人々の幸せにつながる
持続可能な都市インフラを目指します。
モビリティハブが変えていく
「未来」をご紹介します。
自走式駐車場は、
駐車スペースから社会インフラへ
- 先端技術
- DX
- IoT技術
これらを基盤とした新しい付加価値を備えた
社会インフラを提供します
自走式駐車場の未来に向けた
環境変化
ENVIRONMENT
脱炭素に向けた価値観の変化
【環境価値を活かす太陽光発電システム】太陽光発電システムの導入で環境への
配慮を考えたSDGs対応の駐車場へ
駐車場運用は従来のまま必要なエネルギーを発電するZEP(ゼロエネルギーパーキングまたはゼロエミッションパーキングの略)の実現に向けたとりくみを行っています。
※ZEP®は IHI 運搬機械(株)の登録商標です。
ZEP®を活用したしくみ
ZEP®を活用したしくみ
駐車場運用は従来のまま必要なエネルギーを発電
余剰を作らず、駐車場に必要なエネルギー分だけの太陽光パネルを設置する ことで、設置コスト、電気代が抑えられ、しかもSDGs への貢献がアピールできます。
消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した駐車場のこと
制御コントローラと見える化ソフトで総発電量を一元管理
SDGs への取り組みのご支援と、自走式駐車場の利活用の最大化を考え、 太陽光発電システムの導入をトータルでご提案いたします。
MOBILITY
モビリティの変化
【マイクロモビリティとの円滑な連携を提案】移動の円滑化を実現する
様々なマイクロモビリティと連携した駐車場は移動のハブへ。マイカー、自転車、キックボード、電動車椅子など、あらゆる移動手段がより快適に利用できる空間を創出します。
マイクロモビリティとの連携
マイクロモビリティとの連携
移動の円滑化に向けた自動車とマイクロモビリティとの連携
自動車からマイクロモビリティ(自転車、キックボード、歩行車、電動車椅子など)への二次交通連携を行うにあたっての、課題抽出や必要な技術の検討を行っています。
[関連する技術]
- ハンズフリー駐輪場:IC タグ付自転車、管理システム
- 駐輪管理とシェアサイクルの共用システム:共用ゲート、共用精算
非接触給電による充電の効率化
Plug in から Plug less へ。装置単体の開発・評価から、全体システムを実際の利用環境に設置して評価するフェーズに移行しています。
【物流ドローンポートや空飛ぶクルマ離発着場へ】物流ドローンポート、空飛ぶクルマの可能性を探る
国内初 ! 駐車場を結節点とするドローンから自動運転モビリティへの荷物の無人受け渡しを実現。立体駐車場を結節点として物流ドローンポートから自動運転モビリティへの荷物の無人受け渡しを実現しています。
自走運転モビリティへの
荷物の無人受け渡し
自走運転モビリティへの荷物の無人受け渡し
自動運行のドローンと通信し、着陸許可を与える
機体を固定し、ポート内で安全に荷物を受け取る
( 着陸面を内部から見上げたところ)
受け取った荷物は分別して格納
自動運転車と連携し、指定された荷物を準備する
格納部から指定の荷物を取り出し、自動搬出する
新たなスタンダード
空飛ぶクルマ
新たなスタンダード 空飛ぶクルマ
空飛ぶクルマが駐車場の未来
実用化に向け、グローバルで実証実験が行われている“空飛ぶクルマ”。IHI運搬機械ではこのようなモビリティの変化が訪れた時の駐車場の未来の姿を考えています。
【IHI の強みを活かした機体昇降 / 水平移動機構】
- 離発着エリア:最上階・屋上階を想定
- 人の乗降、メンテナンス:下層階で行う想定
- 搬送機能:水平方向、昇降
- 耐衝撃荷重:繰り返し荷重に対応した構造・コスト検討
【オートバレーパーキング対応の時代へ】「次の駐車場のあり方」を追求し、駐車場内での
自動運転・自動駐車を国内で初めて実現
IHI 運搬機械 では、利用者にとって安全・安心な駐車場を目指し、利用者が駐車場内に立ち入らない自動バレー駐車や駐車場内での自動運転・自動駐車の走行実験を進めてまいりました。その中で、自走式駐車場や機械式駐車場の閉鎖空間において、GPSの位置情報に頼らず車両側から発信する光学センサーのみで自己位置を把握し、自動運転・自動駐車させる技術を国内で初めて確立しました。
オートバレーパーキング活用の
ベネフィット
オートバレーパーキング活用のベネフィット
オートバレーパーキング活用のベネフィット
IHI運搬機械ではオートバレーパーキングが利用できる駐車場を提供し、施設オーナー様、施設利用者様に以下のようなベネフィットを体験して頂きたいと考えます。
- 時間節約
駐車するために必要な時間がなくなる - 快適性、高級感
一般的に行う必要がある駐車作業をする必要がない - コストダウン
・車室を気にせず、密に車両が駐車できるようになる
・駐車場のスペース効率が上がる
・レンタカーでの駐車作業が不要になる
沼津自走式駐車場でのオートバレーパーキングでの実証試験
沼津自走式駐車場では、ショッピングモールでのオートバレーを想定した走行ルートにより、駐車時・車両呼び出し時の課題を抽出し、随時検討を行っています。
【走行ルート例 ( 全区間自動運転 ) ショッピングモールでのオートバレーを想定】
- 1自宅から乗降口までの自動運転を想定:(緑)
- 2乗降口から駐車場までの無人駐車を想定:(青)
- 3端末にて駐車した車を乗降口まで呼び出す想定:(黄)
- 4乗降口から自宅までの帰路を想定:(赤)
駐車場側からの支援
駐車場側からの支援
オートバレーパーキングにおける駐車場側からの支援
オートバレーパーキングの実現には、車両が取得する情報だけでなく、駐車場側から必要な設備、情報の提供が必要と言われています。
IHI運搬機械では、オートバレーパーキングの円滑化に必要な技術の研究開発を進めています。
- 自動運転車に搭載したセンサで、死角となる障害物の発見をサポート
- 自動運転車がよりよく情報をつかめる仕掛けの構築
- 自動運転車が認識しやすいような、車線、路面塗装、壁面の処理
- 車番認証カメラなどによる駐車場への自動入場
- 駐車料金の自動精算
CITY
街づくりの変化
【パーキングセンサによる満空管理システム】施工が簡単なパーキングセンサとゲートウェイを
後付け設置で 簡単に駐車場のIoT化が実現
満空データを活用した
IoT サービス事例
満空データを活用したIoTサービス事例
満空データを有効活用
クラウド上に蓄積した満空データから、様々な IoT サービスを利用者様に提供することができ、既存駐車場の付加価値向上に貢献します。
満空情報をウェブ公開しPC やスマートフォンから事前確認
駐車場の環境に合わせた招き灯での満空表示
サイネージ場内誘導による入庫渋滞緩和
空き状況に応じたダイナミックプライシング
簡単!後付け設置可能
既設駐車場でも簡単に駐車場のIoT化が実現します。
【車路台数もわかるAI満空管理システム】車路を回遊する車両台数も把握し、
より安全な駐車場へ
スマートカメラにより駐車場内の様々な物体を検知しデータ化、AI を用いることで、駐車場内の満空状況から、車路を走行中の車両、これから出庫しようとしている車両など、さまざまな状況把握が可能となります。駐車場のIoT 化と合わせて、より安心で安全な場内を実現するとともに先進的な駐車場サービスを利用者様に提供します。
スマートカメラで把握
スマートカメラで把握
スマートカメラ(オンボードプロセッサ内蔵カメラ)+AI で、
車室だけではなく車路も把握!
駐車場の新設時に導入頂くことを想定し、スマートカメラ(オンボードプロセッサ内蔵カメラ)+AIを用いることで、車路を回遊する車両台数も把握できるAI満空管理システムを搭載しています。
モニタ表示画面(撮影動画)
WEB 画面イメージモニタ表示画面(満空表示)
【災害時の備え。自走式駐車場に「防災倉庫」】自走式駐車場に、防災用倉庫を設置し、各種防災備蓄品を保管。初期防災拠点としての機能が向上へ。
「防災倉庫」は駐車場機能に必須のものではないため、これまでは自走式駐車場の「付属施設」には含まれず、駐車場の外に設けざるをえませんでした。しかし、2016 年 11 月より「防災備蓄倉庫設置型」自走式駐車場の大臣認定制度が認められました。災害発生時の初期防災拠点としての機能をより高めることが可能となりました。
非常時に役立つ
防災備蓄品、防災装備
非常時に役立つ防災備蓄品、防災装備
防災備蓄品
簡易間仕切り
簡易トイレ
防災装備
雨水タンク
雨水を貯めておき、災害時にはトイレ等の生活用水やフィルターを通して飲み水として活用できます。電気自動車
電気自動車を利用した電源により、照明の点灯や、スマートフォン充電の確保が可能となります。
【駐車スペース予約システム】駐車場管理人不在の駐車場でも、
駐車スペースを事前に予約できるシステムを実現 !
VIPや移動制約者の方への確実な車室確保に最適。駐車スペース予約システムは、WEBサービス、ゲート、ロック板、キャッシュレス決済にて構成されるサービスで、駐車場管理人不在の駐車場でも、駐車スペースを事前に予約できるシステムです。VIP や移動制約者などの利用者に対し確実に車室を確保することができ、利用者満足による施設価値向上に貢献します。
SAICS(サイクス)について
SAICS(サイクス)について
SAICSとは、IHI運搬機械が提供する、「利用者」と「管理者」に
便利な駐車を実現するプラットフォームです。
主な機能
様々な
デバイス連携階層的な利用者
(車両)管理サイト利用履歴確認
SAICSの特長①階層的な利用者構造
実オペレーションを考慮し、「運営」「管理」「利用」の3 層の利用者構造とっています。利用者登録、履歴閲覧の範囲が各階層で異なっているため、システムとして不正操作、情報漏洩が起こりにくい構造をしています。
- 運営
-
- 管理会社登録
- 施設
- ゲート登録
- 履歴確認 など
- 管理担当者様
-
- 施設利用承認
- 車両入構承認
- 履歴確認 など
- 登録担当者様
-
- 施設利用登録
- 車両登録
- 車両入構登録
- 履歴確認 (登録車両のみに制限)
SAICSの特長②システム/ デバイス連携による拡張性
SAICSは、車番認証カメラシステムなど、様々なデバイス/システムと連携できるため、利用者のニーズに合わせた駐車場へと進化し続けることができます。
SAICSの特長③履歴の格納
登録車/未登録車などの入出庫に関する情報を履歴として格納します。施設内に適切な車両が入っているか管理・分析することができます。
登録担当者様(社内)、管理担当者様、登録担当者様(社外の業者) など、各利用者が管理する履歴のみを表示することができます。
導入実績
- セキュリティ、
通行台数可視化 -
物流施設
SAICS+車番認証カメラ・ゲート・サイネージ5組
- セキュリティ、
クラウド上での車両登録 -
複合型オフィスビル
SAICS+車番認証カメラ・ゲート2組
- 通行台数可視化
(渋滞解消・回遊促進) -
商業施設前市道
SAICS+車番認証カメラ2台
- 円滑な車両誘導
-
複合型オフィスビル
SAICS+車番認証カメラ・サイネージ1組
- 車室の確実な確保
-
商業施設
SAICS+車室予約サイト+高機能ロック板
SAICSアプリについて
SAICSアプリは駐車場内のデバイスを操作する際に使用するアプリです。
駐車スペース予約システムとは
駐車スペース予約システムとは
利用方法
予約サイトで事前予約メールで車室連絡
車番認証カメラでタッチレス入場サイネージによる車室誘導も可能
車内からSAICSアプリでロック板操作!
予約車室に駐車出庫時ロック板操作不要
駐車スペース予約システム-
- VIPへの駐車場予約と
案内対応事前予約の駐車場へ誘導から
ロック解除まで実現! - 移動制約者スペースに
不正駐車が…該当者のみがロック板を
解除可能で不正駐車を防止! - 駐車場内で
空きスペースが解りにくいスマホや駐車場のサイネージで
空き車室へ誘導! - 荷捌きスペースが
渋滞する事前予約で待ち時間を
少なく渋滞緩和へ! - 駐車場管理人や
警備員の人材不足入退場管理の省人化達成と
人的ミスを防止!
- VIPへの駐車場予約と