EV対応型駐車場
ELECTRIC VEHICLE
EVへの充電インフラ
としての対応
EVの充電場所は大きく分けて、自宅・事業所等、比較的長い滞在時間を充電に充てられる「基礎充電」、コンビニ・高速道路のPA等、利用者が移動中に充電する「経路充電」、商業施設・宿泊施設等、滞在先で充電する「目的地充電」の3つがございます。各充電場所で滞在時間が異なるため、おすすめする充電方式も変わってきます。IHIでは機械式駐車場で培ってきたEV充電ソリューションの提供を通じて、利用者の多様な充電ニーズに応えられる自走式駐車場をめざします。
CHARGING SYSTEM多台数でのEV充電
SDGs や CASE といった世の中の流れを受けて、今後 EV の普及が進むと見込まれます。自走式駐車場においても、複数台のEVを同時充電するニーズが出た場合、多くの電源容量(受電設備の増強)が必要になります。IHI はこの問題を解決するため、使用電力を抑制しつつ、複数台のEV への同時充電が可能となる自走式駐車場を提供します。
コラム「複数台EV充電システム」
総電力制御による複数台EV充電システム
総電力制御による複数台 EV 充電システムは、複数台の普通充電器と、総電力量を制御する充電コントローラで構成されるシステムで、ピーク電力を抑制しつつ、複数台の電気自動車への同時充電ができます。
ピークコントロールによる出力抑制
ピーク電力を抑制するため、各充電器の出力を均等調整します。導入時の電気設備増強費用と、電気料金(基本料金・電力量料金)の上昇を抑えながら、EV充電システムを導入することができます。
認証課金システムとの連携
スマートフォン、認証カードなどが使用できる認証課金システムと連携し、利用者から充電量、時間に応じた料金徴収ができます。
その他の複数台EV充電システム
総電力制御の他、自走式駐車場の利用状況に合わせたEV充電システムをご提案させて頂きます。
輪番充電システム
複数の車両に対し順番に充電スケジュール制御によるEV充電システム
電気料金の安い夜間に充電量を増やす制御を行う
EV充電システム
EMERGENCY POWER SUPPLYEVによる緊急時の
電力供給(V2P)※
エネルギーステーションとして EVからの電力供給に切り替え、 場内照明や携帯充電などの電源として活用します。
※V2P®はIHI運搬機械㈱の登録商標です