空飛ぶクルマの離着陸場

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空飛ぶクルマ

空飛ぶクルマと共に歩む駐車場の未来

実用化に向け、グローバルで実証実験が行われている“空飛ぶクルマ”。IHI運搬機械ではこのようなモビリティの変化が訪れた時の駐車場の未来の姿を考えています。

IHI の強みを活かした機体昇降 / 水平搬送システム

  • 離着陸場エリア:最上階・屋上階を想定
  • 人の乗降、メンテナンス:下層階で行う想定
  • 搬送機能:水平方向、昇降
  • 耐衝撃荷重:繰り返し荷重に対応した構造・コスト検討

空飛ぶクルマの可能性を探る

間近に迫る空飛ぶクルマ。まちのスペースを効果的に活用し、空と地上を繋ぐモビリティハブを実現する為、立体駐車場で培われた機械・建築・メンテナンスのノウハウと技術力を活かし、空飛ぶクルマの社会実装を後押しします。

5分でわかる「空飛ぶクルマ」

5分でわかる「空飛ぶクルマ」

社会人に知ってほしい空飛ぶクルマ

社会人に知ってほしい空飛ぶクルマ

空飛ぶクルマ体験してみた

空飛ぶクルマ体験してみた

空飛ぶクルマの離発着場について

空飛ぶクルマの離発着場について

空飛ぶクルマの離着陸場

IHI運搬機械では、間近に迫る空飛ぶクルマの社会実装に向けて、その離着陸場開発を開始いたしました。今後、空飛ぶクルマの離着陸場ロケーションとオペレーションに最適なスペース価値を提供していこうと考えています。立体駐車場で培った機械・建築・メンテナンスネットワークとIHIグループの「技術と叡智」を活用し空クルの社会実装を加速していきます。私たちが考える3種類の離着陸場のユースケースを紹介します。

  • 離着陸間隔
    1時間~
    運用台数
    1~3台
    バーティストップ

    導入初期や地域の離着陸場としてごく少数の機体を運用

  • 離着陸間隔
    10~30分
    運用台数
    ~10台
    バーティポート

    地区拠点として10台程度の機体による定期運航

  • 離着陸間隔
    1~10分
    運用台数
    10台~
    バーティハブ

    地方拠点として空港や地上交通との結節点
    高頻度の離着陸を実現

IHI運搬機械が提案する3種類の離着陸場

バーティストップ

空飛ぶクルマの交通網における最も小規模な離着陸場として、数台の機体を運用します。空飛ぶクルマの離着陸帯と、機体の充電や点検を行う格納庫を備えます。

パーティーストップ説明図
導入初期や地域の離着陸場としてごく少数の機体を運用

平面構造で空クルの地上ハンドリングとして、水平搬送システムを提供します。格納庫を備え、機体の充電・点検などの簡単なメンテナンスも提供することができます。
社会実装が進むとバーティストップの各設備のみならず、時には機体に対しても予期せぬトラブルの発生も否定することはできません。
そのような事態に対応するためのメンテナンス体制が必要となると考えています。

離着陸間隔
1時間~
運用台数
1~3台
空飛ぶクルマの格納庫イメージ

バーティポート

商業施設や観光地といった多くの人が集まるスポットに位置し、地区拠点として10台程度の機体による定期運航を行います。都市間移動、遊覧や短距離移動などに対応した大小様々な機体を同時に運用することを考慮し、離着陸フロアと乗降フロアを階層分けすることで、安全な運航に貢献します。

パーティーポート説明図
地区拠点として10台程度の機体による定期運航

徐々に社会実装が進んでくると地区拠点として、10台程度の機体による定期運航が「街中」で実装されてきます。しかし、「街中」には多くの障害物があります。
当社の提案する「立体構造のバーティポート」により、周囲環境に応じた「制限表面」を確保しやすくなります。当社の提案するバーティポートは、離着陸フロアと乗降フロアを分離でき、安全性が向上します。一方で、運航頻度に応じた「運用サイクルの設計」とそれに対応できる「搬送システム」が必要となります。また、建築物の屋上階を離着陸面とするため、その「強度設計」も重要になります。

離着陸間隔
10~30分
運用台数
~10台
離着陸フロアと乗降フロアを繋ぐ昇降システム

バーティハブ

空港・港湾・地上交通ターミナルなど、他の大型モビリティ施設に隣接し、地方拠点として高頻度の離着陸を実現します。ハブ内ではパレットを用いて機体を搬送するため、高頻度な離着陸・高密度な機体保管が可能となります。

パーティハブ説明図
地方拠点として空港や地上交通との結節点、高頻度の離着陸を実現

最後に紹介するのがバーティハブです。地方などの拠点で、空港や地上交通との結節点として、高頻度の離着陸のために必要になると考えています。
徹底したスペースの有効活用のため、機械式駐車場と同様、水平・垂直搬送にパレット搬送を採用します。これにより、充電スペース・整備場・格納庫など必要な場所へ効率的に空クル機体を搬送することができるようになります。地上モビリティとしては、鉄道など他の様々なモビリティと結節することも考えられるでしょう。また、ショッピングエリアも備えた複合施設的な価値も提供できると考えています。

離着陸間隔
1~10分
運用台数
10台~
パレットによる機体搬送

空飛ぶクルマの搬送技術 
水平搬送システムの開発

無人搬送車の導入実績を基に、空飛ぶクルマをフロア内で移動するための水平搬送システムを開発しています。バーティポートでの運用を想定したシステム仕様を策定し、デモ機の設計・製作を進めています。

搬送システム

  • 車輪を持たず、搬送に際して機体の把持が必要となるスキッド式の機体を対象
  • 1~3人乗りの機体を把持・搬送可能
  • バーティポートなど、限られた敷地面積の中で安全に搬送するための旋回性能を持つ
  • 高頻度な離着陸に対応するため、離着陸帯の占有時間を10分以内に抑える
  • 車輪付きの機体、4人以上搭乗可能な機体の搬送システム開発も検討しています。

メンテナンスオペレーションの提供

機械式駐車場によって培った技術、およびEV充電器の導入実績を基に、機体の点検・整備・充電といったメンテナンスオペレーションを提供します。

  • 日本全国60拠点、約800人のエンジニアを擁するメンテナンスネットワークにより、24時間365日体制で駆け付け対応いたします。
  • 各種パーキングにEV充電器の導入実績があります。パレット式の搬送システムを採用した場合でも、パレット上の機体に対する充電が可能です。

資料のダウンロード

  • 空飛ぶクルマ離着陸場1
    空飛ぶクルマ離着陸場 ①
    2024年更新 1ページ

    PDF(2.38MB)

  • 空飛ぶクルマ離着陸場2
    空飛ぶクルマ離着陸場 ②
    2024年更新 1ページ

    PDF(2.30MB)

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